「黙食・黙乗」の1人旅はこれからの旅のスタイルだ 感染リスク低く、会話はなくても自由がある

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コロナ禍の時代には1人で過ごす楽しみ方が重要だ(写真: Satoshi KOHNO/PIXTA)

J2リーグのジェフユナイテッド市原・千葉を応援している私は日本各地での観戦が趣味である。

3月21日に緊急事態宣言が解除された。これによりアウェー席が設置され、さっそく京都サンガF.C.戦に出かけた。しかしながらその後、大阪での感染拡大から始まり、特定の地域でのまん延防止等重点措置発令、それに留まらず、4月25日より4都府県で再び緊急事態宣言が発令される事態に陥ってしまった。現在は10都道府県に広がっている。

前回「移動が問題ではなく旅先での行状に気をつけるべきではないか」という記事(「Jリーグ応援遠征、旅先で心がける"安全対策"」)を書いた。注意すべきは、同居人以外の、日ごろ接していない人との無防備な会話なのではないか。時短営業であるとか、少人数の飲食などはわかりやすくするための措置だったはずが、それを守れば何をしてもいいのだろうという誤解につながってしまったように思う。

1人で過ごす楽しみ

コロナ禍以降、私は出かける場合はこのような方針をとってきた。

人の多いところには立ち寄らない(宿はなるべく中心街と外れた場所にする)
 *ただし離島や感染者の出ていないような土地は避ける
アルコールジェル、ハンドソープを携帯(列車や駅のトイレに石鹸がないことが多い)
不織布マスクを用い、枚数は行程日数の倍程度用意
人と会話する機会ができた場合はマスク着用のうえ、距離を取って話す
体温計を持参

今こそ1人で過ごす時期なのではないか。思えば、GoToトラベルにもさまざまな否定的意見がなされた。移動それ自体は問題ないと考えていたが、SNSや報道などを見る限りどうも世間一般とそもそもの認識が違うことに気がつかされた。

私はもともと団体行動が苦手であり、どこに行くにも1人を好む。類は友を呼ぶ、とはよく言うが、私の周りはそんな人たちが多い。

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