6つのルールで「恥ずかしがり」は克服できる セレブパーティで身をもって効果を体験

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 いかがだろうか。7つの質問の答えの数字を足し算してみよう。7-11の場合はあまり「恥ずかしがりや」ではない。12-16は中度の「恥ずかしがりや」、17-21の場合は「かなりの恥ずかしがりや」ということだそうだ。

アジア人はシャイ!?

同Instituteの調査によれば、「自分はシャイ」と答えたのは、米国人が約43%だったのに対し、アジア人は60%にも上ったという。バーナード・カルドゥッチ教授は「アジアでは社会的規範が強く、個人が自らの言動を気遣う意識が高い。強い自意識が『恥ずかしい』という気持ちの源になることから考えても、説明がつきやすい」と分析する。

そんな「恥ずかしがりや」アジア人の例に漏れず、「人からどう見られているのか」を気にしすぎて、見知らぬ人となかなか打ち解けられなかった筆者。最強のネットワーカー、ジョン・レビーさんのありがたい講義を受け、「秘密のセレブパーティ」に足を踏み入れた。

 

前回の復習になるが、レビーさんの黄金則は

①誰もが、話しかけてもらいたがっていると思い込め、
②会話の鏡を割れ(質問に単純に答えるだけではなく、相手の興味を引きそうな話題を盛り込んで、会話を続ける)、
③失敗に慣れる

の3つだった。これらに加えて、いろいろ文献を読み漁った結果、追加して3つの新たな「黄金則」も試してみることにした。

④目標を設定する(今回は「10人とお話しする」にした)
⑤相手に興味を持ってもらえるネタ、自己紹介文を用意する
⑥自分がぺらぺらしゃべることに集中するのではなく、なるべく聞く側に回る

 

この6つのルールを頭に叩き込み、乗り込んだ先は、マンハッタンのアッパーウェストと呼ばれる高級住宅街にあるレビーさんのご自宅。6つのベッドルームがある広大なマンションには、パーティ開始の午後9時から約30分ほど過ぎた時点で、すでに50人ほどが集まっていた。

次ページさっそくルールを実践!すると……
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