全員アラフォー「オレンジレンジ」今でも放つ異彩 YouTubeで初めてミュージックビデオも公開
一方で2000年代に入ると、バンドやソロアーティストの活躍が目立ってくる。
2001年にはMONGOL800のアルバム『MESSAGE』が大ヒット。累計280万枚以上を売り上げた。また同年、夏川りみの『涙そうそう』が116週連続チャートイン。2003年にはHYの『Street Story』が4週連続のオリコンチャート1位を記録し、ORANGE RANGE以外にも沖縄出身のアーティストがヒットチャートを賑わせた。
当時のヒットチャートは今でもカラオケなどで歌われるくらい人気の楽曲が多い。そのなかでもORANGE RANGEの曲が、令和になっても未だ異彩を放っているのはなぜだろうか。
2022年に発行された『CONTINUE−ORANGE RANGE 20th Anniversary Book−』 で、音楽ジャーナリスト鹿野淳氏はNAOTOとの対談で、ORANGE RANGEに対して「自分たちの本質を、お客さんに届けられるバンド」と評していた。
高揚感があふれる曲から、バラードまで。幅広い楽曲は変幻自在のORANGE RANGEだからこそ、成しえることができる。
新曲もつねにアップデート
最近ではかつてヒットチャートを賑わせた楽曲も、「平成ソング」や「2000年代の夏ソング」として取り上げられ、若い世代もORANGE RANGEの曲を耳にして新たにファンになる人も多い。
しかし、ORANGE RANGEの名曲は2000年代だけではない。ここ数年でリリースされた『ラビリンス』など、印象に残るミュージックビデオとともに新曲もつねにアップデートされてリスナーを驚かしている。
ORANGE RANGEの昔から変わらない明るさと、ひたむきに新しい音楽に挑戦し続けている積み重ねが20周年という時を刻んだように感じる。
2000年が過ぎ、10年、20年とこれからも続くORANGE RANGEの曲はいつまでも私たちを楽しませてくれるに違いない。
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