日本の原発はどのくらい発電したか、10年度運転実績を原子力安全・保安院が発表

日本の原発はどのくらい発電したか、10年度運転実績を原子力安全・保安院が発表

原子力安全・保安院は、5月9日、2010年度(2010年4月1日~11年3月31日)の原子力発電所の運転実績の集計を発表した(下表参考)。

これによると、原子炉17機を有する東電は、出力ベースで全原発の35.4%を占めるが、設備の稼働率はわずか55.3%にとどまり、全原発発電量では29.1%を占めるにとどまっている。

深刻な状態から脱せない福島第一1~4号機はもちろん、地震で停止中の5、6号機と福島第二も再開のメドはたたない。07年中越沖地震で停止中の柏崎刈羽2~4号機の運転再開も不透明な状況。

東電は全出力1万7308メガワット中、72%の能力を欠いた。原発がその経済性を発揮するには長期・安定的な稼動が不可欠だが、4年の間に発生した2度の地震により、東電はおよそ正反対の状況に追い込まれている。(写真は福島第一4号機使用済み核燃料保管プール内部、東京電力提供)


■日本の原子力施設の配置図

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