夏休み「ガミガミ叱る」を減らす!納得の工夫7つ 感情的に叱る親は「工夫」を省略してしまっている

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朝食前にとりあえず1分

夏休みの宿題を朝食後にやると決めてあるなら、朝食前にとりあえず1分やるようにすると効果的です。

例えば、書き取りをやるなら書き取り帳と漢字ドリルを開いて、1字だけ書いておきます。算数のプリントをやるなら、プリントに名前を書いて1問だけやっておきます。1字書いたり1問やったりするときに、全体量が目に入るので見通しがつきます。

見通しがついてから朝食を食べます。すると、朝食後に本格的に取りかかるときの心理的ハードルがかなり下がります。大人の仕事でもそうですが、見通しがつかないときは必要以上に大変に感じてやる気が出てこないものですが、見通しがついた途端にやる気が出てきます。子どもの宿題も同じです。

スマホアプリで解決できることも

ついでに歯ブラシ

食後の歯磨きを忘れてばかりの子には、親が食事の支度で食器やお箸を出すとき、ついでに歯ブラシも出しておきましょう。これにより食後にやることが見える化されます。たったこれだけのことで、自分から歯を磨けるようになった子がたくさんいます。

「ポケモンスマイル」を活用

ポケモンスマイルというアプリで、楽しく歯磨きできるようになった子もいます。実際に子どもにやらせてみたEさんは次のように言っています。

「このアプリを使い始めてちょうど1年になります。顔が認識されるとキャップが現れ、磨く位置などもガイドしてくれるので1人で歯を磨くトレーニングにとても役立ちました。上手に磨けるとポケモンを捕まえてコレクションすることができ、磨いている間に自動撮影された自分の写真もデコレーションすることができます」

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