「クーラー効きすぎて寒い」は寿命が縮むNG環境 危険な冷え…夏こそ「血流」を重視すべきワケ
ぜひ、夏バテで体が疲れたときは、ぬるめのお湯につかりましょう。お湯の量は、先ほどお伝えしたように、みぞおちまで、です。
これで副交感神経が働き、末梢血管が拡張。5分の入浴で、白血球、リンパ球、がんを倒すNK細胞などの免疫細胞が増えることがわかっています。
ゆるいけど効果絶大「1分間血流アップ体操」
日中、クーラーが効きすぎて寒いな、と思っても、すぐには温度を変えられないこともありますよね。
そんなときおすすめなのが、すぐできる「1分間血流アップ体操」や、手先や足先を動かすだけでいい「血流アップワザ」。
血流をよくすること“だけ”を考えて私が開発したこれらの体操のうち、ここではひとつだけご紹介します。
その名も、「指先ピーン体操」。
やり方は簡単で、まず、両腕を肩の高さに上げて、ひじをグッと後方に引きます。つぎに勢いよく前へ、肩甲骨から肩全体をつかって、肩、ひじ、手首、指先まで伸ばすように、グ──ッと突き出していきましょう。
「ハンドパワー!」という具合に、手のひらをパーに開き、そのまま指先をピ──ンッと伸ばします。ピーンと伸ばした状態のまま、10秒キープ。このとき、ゆっくりと息を吐きます。フ───ッ!
吐ききったなーと思ったら、伸ばしていた指先も、腕もダラーンと下げちゃいましょう。力を入れていた手先を、一気に脱力するわけです。この動きで、トータル1分。
はい。これでおしまい。
え、こんな簡単でいいの? と思われるかもしれませんが、侮るなかれ。
私が開発した体操はすべて、「血流スピードが1.5倍にアップし、血流量も増える」という効果が、エコーによる測定データで裏付けられています。こんな簡単なのに、毎分、体の「毒」をリセットしてあらゆる病気を遠ざけることができるんです。
さらに、ジムなどで一生懸命に運動するよりも、ゆるい運動のほうが、気分がよくなりポジティブな感情がわきやすいというデータも。
こんなちょっとの工夫が、あなたから恐ろしい病気を遠ざけてくれます。
暑い夏こそ、血流改善を! ぜひ、お試しください。
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