自分の中から副業のタネを見つける「7つの質問」 「スキルも特技もないから無理」と諦めるのは早い
宮中先生:いいね、いいね! じゃあ、相談されるってどういうことなのかを説明するね。その理由は、だいたい2パターンに分かれるんだよ。
1つ目は、「相手は誰でも良くて、他に話せる人がいなかった」から。この場合はいったんスルーしてOK。
2つ目は、相手がはじめくんのことを、その内容について詳しい人、うまくできる人、もしくは安心して話せる人だと思っているから。だから、「なぜ後輩は自分にこの相談をするんだろう」「同僚の女性はどうして自分に話を聞いてほしいと頼むんだろう」「上司が自分にお茶出しを頼むのはなぜだろう」って自分で自分に質問しながら、そのときのことを振り返ってみてよ。1つ目と2つ目、どちらになると思う?
はじめくん:あ、僕がお客様にお茶出しをしたあとに、上司が毎回「お客様と何か話をした?」って聞いてきますね。後輩は、僕が教えたことを活用して上司に褒められていましたね。同僚の女性の場合、グチっているのは、僕に対してだけのような気もします。これってどっちになるんですか?
宮中先生:それなら2つ目なんじゃないかな。はじめくんがお茶を出しに行くと、来客の人とすぐに仲良くなって場が和んだりするんじゃないかな。それによって商談がいい方向に進みやすいのかもしれない。そうだとしたら、それは立派な才能・強みだよ!
はじめくん:なんだか、お茶を入れることが僕だけにしかできない最強のスキルに思えてきました!
当たり前にやっていることが才能であることも
宮中先生:(笑)。何気なく当たり前にやっていること、自分では思ってもみなかったことが、実は才能だったってことが多々あるんだよ。それを認識できると、それだけで、よりその才能が伸びて、唯一無二の強みに変わる。
はじめくん:わかりました! 唯一無二の男になります(笑)。
宮中先生:応援しているよ(笑)。
ここまで、3つの質問に答えてきたけれど、前掲の表の7つの質問についても、同じように深掘りしていくことで、自分の中にある強みに気づくことができる。どんな人でも、必ず“人の役に立つコンテンツ”を持っていて、人生の棚卸しをすれば副業のタネが見つかるんだ。ぜひ、チャレンジしてみてほしい。
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