有料会員限定

最新!銀行株・PBR「割高」「割安」ランキング 1位は住信SBI、2位は楽天銀、3位はセブン銀

✎ 1〜 ✎ 14 ✎ 15 ✎ 16 ✎ 17
拡大
縮小

銀行PBRランキングを掲載。3位はセブン銀、2位は楽天銀、1位は?

あおぞら銀行の看板
あおぞら銀行は配当利回りの高さと四半期配当が個人投資家に人気だ(記者撮影)

特集「逆襲の銀行」の他の記事を読む

『週刊東洋経済』7月10日発売号では「逆襲の銀行」を特集。金利上昇や株主圧力を受け、リテール改革などでメスを入れる銀行を特集した。
週刊東洋経済 2023年7/15特大号[雑誌](逆襲の銀行)
『週刊東洋経済 2023年7/15特大号[雑誌](逆襲の銀行)』(東洋経済新報社)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。

東京証券取引所からの要請を機に、今や市場のキーワードとなった「PBR」(株価純資産倍率)。市場が評価した企業の価値(時価総額)が、純資産の何倍に当たるかを測る指標だ。1倍を境に、銘柄の割高・割安を判断する目安とされる。

では、銀行業界は株式市場からどれほどの評価を得ているのか。下表は国内の証券取引所に上場している銀行を対象に、PBRを高い順にランキングにしたものだ。

全体を見てまずわかるのは、PBRが1倍を超える銘柄はたった3社しかないこと。いずれも既存の金融機関とは一線を画したビジネスモデルを展開し、少ない従業員数や、支店網を持たない身軽さを武器に効率的に収益を上げている。今期の予想ROE(自己資本利益率)はいずれも2桁を誇る。

次ページPBRランキング44~85位
関連記事
トピックボードAD
連載一覧
連載一覧はこちら
トレンドライブラリーAD
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
特集インデックス
逆襲の銀行
市場の低評価でリテールなど「聖域」にもメス
日本経済が成長しないからは言い訳に過ぎない
預金量の差は収益の差、オリーブで口座を得る
今期は最高益見込み、純益もROEも上げていく
0.1%の上昇でも収益へのインパクトは大きい
SBIはTOBを強行したが、少数株主には不満も
時価総額は2000億~3000億円と上位地銀なみ
みずほと組むはずだったLINE銀行も設立中止
人手不足で銀行からほしがられる退職者たち
人口減を受け「1県1行」がじわり加速している
店舗の半減、顧客の不安など、悩みも尽きない
岩手、琉球、武蔵野など6地銀に投資していた
新たなファイナンスを駆使して取引先開拓
金融知識の乏しい高齢者なども紹介していた
配当や自社株買いで、株主還元強化に走る
基準次第で数値が違うため、機関投資家が困惑
1位は住信SBI、2位は楽天銀、3位はセブン銀
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT
有料法人プランのご案内