東日本大震災当日から欠かさずに営業を継続したヨーカ堂石巻あけぼの店、品ぞろえ充実で市民生活改善を後押し


 青山店長は、「かつて中越地震時に新潟市内の店舗に勤務していた時の経験が生きた」と話す。「その時の経験から、何をどうすべきかを理解していた」(同氏)。食料や寝る場所の確保など、泊まり込みで勤務を続けた従業員への配慮も欠かさなかった。

震災から1カ月が経過する中で、被災地では生活格差も広がっている。電気や水道の復旧で普段の生活を取り戻す市民が増えている一方、自宅を失った市民の多くは今も避難所で不自由な生活を続けている。
 
 さまざまな状況にある市民の生活全般をカバーするためにも、「核になる商品を奥深く持ちつつ、震災以前の生活に必要な商品の品ぞろえも増やしていく必要がある」(青山店長)。

イトーヨーカ堂の店内の品ぞろえが充実していくことは、石巻の復興と表裏一体の関係にあることは間違いない。道のりは平坦ではないが、粘り強い努力が今も続く。


震災当日から営業(撮影:3/26 17時前)


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(岡田 広行 =東洋経済オンライン)

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