｢エクセルの達人｣がこっそり伝授､上級機能6選 ｢セル結合｣をせず､それっぽく見せるワザとは

（出所：『仕事が10倍速くなる！ 見るだけExcelカンタン図解』）

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05.ワイルドカードであいまいな条件で検索可能に！

Excelではシートの中から目的のデータを見つける「検索」機能が利用できますが、普通に検索した場合は、検索語句とぴったり合ったデータだけがヒットする「完全一致」検索になります。これでは、たとえば「『東』ではじまる名前」だけを抜き出そうとしても、手間がかかります。

こんなときに便利なのが「ワイルドカード」です。ワイルドカードとはトランプのジョーカーのように、他のカードの代用になるカードのことで、転じてITの世界では「検索の時に、どんな文字/文字列にもマッチする文字」として使用される記号（シンボル9のこと）を指します。

（出所：『仕事が10倍速くなる！ 見るだけExcelカンタン図解』）

Excelで使えるワイルドカードは「*」（アスタリスク）と「?」（クエスチョンマーク）の2種類。「*」は0文字以上の文字列、「?」は任意の1文字として扱います。

例えば「東?」と検索すれば「東京」「東洋」「東海」「東西」が、「東*経済」なら「東京経済」「東洋経済」「東日本経済」「東西南北経済」の全てがヒットします。