医師解説「コーヒー驚きの健康効果」正しい飲み方 「この飲み方」なら健康にいい!医学根拠も紹介

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意外に知られていませんが「コーヒーが心血管疾患のリスクを下げる」という研究結果は、世界中で発表されています。

「コーヒーを適量飲む人」は、飲まない人より長生き

【1】「心血管疾患のリスクを下げる効果」が期待できる
ブラックコーヒーには、カフェインの作用で「脂肪燃焼効果」が期待できるほか、心筋梗塞や脳卒中などによる死亡リスクの低下、2型糖尿病を発症するリスクの低下などの報告もある(イラスト『「100年心臓」のつくり方』より)

たとえば欧州心臓病学会(ESC)の調査によると、コーヒーを1日0.5~3杯飲む人は、飲まない人に比べて、心筋梗塞や脳卒中などによる死亡リスクが約17%低下するそうです。

日本における調査では、1日に3~4杯のコーヒーを飲む人は2型糖尿病を発症するリスクが男性で約17%、女性で約38%低下するという結果も出ています。

コーヒーを飲むことによって「心血管疾患のリスクを下げる効果」が期待できるということです。

【2】「脂肪燃焼効果」が期待できる

忙しい毎日のなかで、私がほっとできるのは、少量のスイーツとコーヒーをいただく時間であると先述しました。

私はもともと甘党。お酒も飲みますが、スイーツも大好きです。

ブラックコーヒーは、カフェインの作用で「脂肪燃焼効果」が期待できます。

私自身、甘いものが大好きだからこそ、「どうやったら太らず、甘いものが楽しめるか」を考えて実践しているのです。

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