特定の病気への効果や効能の記載は法律上、医療用医薬品にしか認められていない。厳正な試験に基づいたデータでの裏付けが必要となるためだ。
ところがジャムー・ティーの商品パッケージには、花粉症への効果があることがうたわれていたほか、「一日1~2回、食間にお飲みください」「効果が出たと感じたら、飲むのを止めます」などと、医薬品のように摂取量を制限する記載があった。
ただのお茶であれば、摂取量を管理する必要はないはず。商品の包装・販売を行っていた香塾はホームページ上で「弊社内において混入することは考えられない」と釈明し、ステロイドが混入した経緯については調査中としている。
国民生活センターが調査のために購入したジャムー・ティーには、小さじ2杯当たり「医薬品で1日に最低量とされる量の約35分の1」のステロイドが含まれていたという。とはいえ食品では一般的に、薬のように製造過程で厳格な管理体制が敷かれているわけではない。そのため他の個体での含有量が同一とは限らない可能性がある。
ステロイドは肥満、血糖値や血圧が高くなるといった副作用があるほか、急に服用をやめると離脱症状が出るため、医師の下での厳格な管理が必要だ。大久保医師は、飲用をやめて身体に異変がある場合、医療機関を受診することを勧めている。
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