「お金持ちになれる人」か一発でわかる2つの行動 年収「億超え」の人に見られる共通点

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年収億超えの人たちに共通して見られる行動の傾向とは(写真:PIXTA)
トップクラスの経営者はみな仕事が速い。というより、仕事に着手するのが速い。そう述べるのは、3つの会社を経営して、またコンサルタントとして多くの上場企業のプロジェクトや海外事業に関わっている上岡正明氏。小さなゴールを設定して短時間でクリアすることこそ、お金持ちになる要件と言う。はたして、その秘訣とは。本稿では、新著『年収1億円になる人は、「これ」しかやらない』より、時間を有効に使えるコツを解説する。

小さなゴールを決めて、短時間集中する

お金持ちは、お金だけでなく「自由な時間」も手に入れています。それが可能なのは、インプットよりアウトプットが重要だと知っているからです。そして、アウトプットを増やして、準備やインプットになるべくムダな時間を消費しないような「仕組み」を活用しています。

アウトプットの量を増やすために最も簡単で、効果があるのが「1秒ルール」です。これは、集中力が続かないときなどに、高速で1つのことにフォーカスするコツです。

何かを成し遂げるためには、無駄な仕事や雑念をなくして、目標を達成するタスクだけに集中する必要があります。私はこの力を「フォーカス力」と呼んでいます。フォーカス力を上げるには、「小さなゴールを決めて、短時間集中する」を繰り返します。

ただ、「やらなきゃ」と思いながらも、なかなか行動に移せないこともあります。そのとき、これから紹介する「1秒ルール」をぜひ試してみてください。

ちなみに、このアイデアの元になったのは、長年パニック障害に悩まされ、抗不安薬を20年間も飲み続けていたメル・ロビンズ氏です。そんな彼女の人生は、「5秒ルール」によって激変しました。 行動量が増え、起業するにまでいたったのです。

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