「周りに好かれる人」がしている"たった3つの事" 「感じが悪い人」と明確に差が出るポイントとは
しかし、取材中は、まさかそんな大事件が起こっていたなどとはみじんも感じさせない、完璧な「話しやすさ」でした。
「仕事だから当たり前」と言ってしまえばそれまでですが、もし私が同じような状況に置かれたら、あんなにも冷静に、的確に取材に応じることができるかどうかわかりません。
あらためて「さすがプロ……」と思いましたし、Bさんが芸能人のみなさんの間でも人気が高い理由がわかったような気がしました。
もしかしたらAさんやBさんも、家族や身近なスタッフに見せる顔はまた違うかもしれませんが、私にとって「話しやすい人」「感じがいい人」だったのはたしかです。
友人から聞いた、話しにくい大物女優Cさんのエピソード
ほかにも、これまでさまざまな方に取材をしてきましたが、みなさん一人残らず話しやすく、感じがいい方ばかりでした。
そのため、「著名人って、『性格がきつい』と言われがちだけど、取材となるとやはりみなさん、こんな一介のライターにも丁寧に接してくださるのかな」と思っていたのですが、どうも、そうは言い切れないらしく、ほかのライターさんからは、しばしば「取材に苦労した」という話を耳にすることがあります。
たとえば、主役級の大物女優のCさん。
もうずいぶん前のことですが、あるドラマにCさんが出演され、そのプロモーション記事を書くため、私の友人が取材をしました。
ところが、当時、「楚々とした美人」というイメージが強かったCさんですが、友人が「真夏の撮影はいかがですか?」と尋ねても「暑かった」と答えるだけ。
あまりにも忙しく、ストレスがたまっていらっしゃったのかもしれませんが、とにかくすべての質問に対する答えがそのような調子だったため、とてもそのままでは原稿が書けません。
仕方なく友人は、「私の脳内に、人々がイメージしているCをインストールしてでっちあげるわ!」と言い、完全にCさんの発言を捏造し、原稿を仕上げていました。
それからしばらくたってから、「Cさんは性格がきついらしい」という評判をしばしばメディア等で目にするようになり、Cさんの人気が低迷していた時期もありました。