大学は学問や研究を行うところであり、それは未知の現象や法則性・解釈・解決策を模索するものです。とくに上位大学ほどその傾向が強くあります。
アピール入試においては、「自己推薦書」「志望理由書」「入学後の学習計画書」「活動報告書」「調査書・推薦書」「課題レポート」などの提出書類、面接などを通して、受験生にその素質があるか(探究活動ができるか、どういう問題意識を持って、どんな研究をしたいと考えているのかなど)を見ていきます。
一般入試対策だけではアピール入試は勝てない理由
その際、忘れてはいけないのは、面接官は研究者である教授だということ。
そのため、その大学・学部で行いたい学問・研究内容とアピールするポイントが合致していることは絶対条件です。
このように考えれば、高校時代に本を読むなりして学問や研究の一端に触れると同時に、入学後にどのような計画で学問・研究を進めていくのかについての明確なプランを持つことは、国立・私立のどちらを受けるにしても最重要な評価ポイントとなることがわかります。
このように、総合型選抜と公募推薦による入試は、一般入試などとは見ている能力や活動経験が全然違うため、まったく異なった対策が必要になります。
まず大事なのは「どの大学・学部を目指すのか」をできるだけ早く決めること。得意科目を伸ばしておけばある程度潰しが効く一般入試では、一般的には高3の9~11月頃に志望校を決めれば十分間に合いますが、総合型選抜はそれでは遅すぎます。
いかに早く出願する学部を決め、そのために必要な課外活動を行えるか。それが合否を左右するのです。
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