作りおきをしていないのと、ボタンを押すだけのコーヒーマシンと違い、手間暇がかかるため、提供までそこそこ時間がかかります。ですので、急いでいるときには不向きではありますが、逆に言えば時間的にゆとりがあるときにはぴったり。優雅な朝を送るための、素敵なアイテムになってくれます。
全てに手を抜かない正統派モーニング
軽くトーストした山形のイギリス食パンは、最初からバターが塗ってあります。厚切りなのに加え、トースト自体のサイズも少し大きめで、なかなかの食べ応えです。
最近流行りの、高級食パンの「しっとり・もっちり・甘みが強め」という、自己主張の強い食パンとは違い、ほどよく水分が抜けたサクッと軽い食感で、噛むと小麦の味がじんわり口のなかに広がります。
控えめでどんな食材とも相性がよい、名脇役という感じ。「珈琲館」では、サンドイッチにもこの食パンを使用しています。
しっとりロースハムと相性抜群の、芸術品のような絶妙の半熟具合のスクランブルエッグ。このスクランブルエッグを作るためには、弱火で絶えず卵液をかき混ぜ続ける必要があるので、このなんてことのないサイドメニューひとつからこだわりがひしひしと伝わってきます。
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