合格に直結!「思考力」が身につく家の4つの会話 習慣にするといい「親から問いかけ」のすごいコツ

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さて、ここからが本題です。

知識や技能を身につけることは、ドリル形式の学習など、いわゆる“勉強”でも可能ですが、「思考力」の高め方についてはわからない人も少なくないと思います。そもそも思考力とは何か、についても押さえておく必要があります。

思考力とは一言で言えば、「考える力」のことです。では「考える力」とは具体的には何を指すでしょうか。

筆者は「疑問を持つ力(問題意識)」と「まとめる力(抽象化)」の2つに集約しています。

日常生活で思考力を培うコツ

この2つの力は日常生活の親子の会話で培うことが可能です。例えば、「なぜだと思う?」と問われれば、「なぜだろう?」と自然と“考え”始めます。「要するにどういうことだと思う?」と問われれば、自然と“まとめ”始めます。つまり要約や抽象化が始まります。この一連のプロセスを「考える」と筆者は定義しています。

これらの問いかけを日常的に使うことで思考力は高まりますが、山本さんのお子さんの場合は、理科に興味があるということなので、理科的思考力を高めることから始めてみることをお勧めします。

実は学習指導要領では小学校理科で学年ごとに次のような思考力を身につけることと書かれています。

・3年生 「比較、共通点探し」
・4年生 「現象の関係づけ〜予想や仮説の発想」
・5年生 「解決方法の発想、調べる際の条件制御」
・6年生 「結果を多面的にとらえ、妥当な考え方を生み出す」

学年によって思考力の狙いが変わっていますが、もちろんその学年でそれだけやればよいというものではなく、前学年の内容を踏まえて発展させていくものです。つまり、小学校の6年までにこの4つの視点があれば、理科における思考力が高まるということです。

実際は、理科のみならず他教科にも応用できるもので、さらには社会人として必要な思考そのものと言っても過言ではありません。

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