【産業天気図・自動車】原油高騰がむしろ北米などでの日本車人気につながる

「成熟・縮小する国内市場に対し、北米を中心とする海外市場で利益の大半を稼ぐ」という業界の基本的な構図に変化はない。昨今の原油高騰は、ガソリン高として顕在化しており、自動車販売にとって一見マイナス要因。しかし、海外では逆に、低燃費で品質の高い日本車人気に結びつくという好循環を生んでいるのが実態だ。消費減退が懸念される増税論議、金利上昇などを含めたリスクは、国内市場でのインパクトが大きいが、その意味でも、トヨタが8月末に投入した高級車「レクサス」の行方に注目が集まる。利幅の大きい高級車のパイが国内で広がれば、業界の足腰は一段と強くなるが、どうなるか。
【野村明弘記者】


(株)東洋経済新報社 電子メディア編集部

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