地政学リスクの高まりを受け、日本での次世代産業創出に照準。

住友商事入社7年目の瀬戸さんら若手の知見が融合して新事業が生まれる(写真:記者撮影)
住友商事が入る東京・大手町のオフィスビル24階で、新しい事業が産声を上げようとしている。メディア事業本部に所属する入社7年目の瀬戸峻平さんら若手3人が立ち上げる知的財産のマッチングプラットフォーム「キャラタロウ」だ。
日本のアニメは四半期ごとに40〜50本がテレビ放映されている。一般には知られていなくても、一定層に絶大な人気を誇るアニメもある。瀬戸さんはこうしたアニメキャラクターの商品化を企業に提案する仕事をしているが、企業側のスケジュールやターゲットと合致しなければ見向きもされない。
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