有料会員登録
ビジネス

イトーヨーカ堂創業者が愛誦した「商人」の極意 「安いニッポン」の到来を30年近く前に語っていた

5分で読める 有料会員限定
2/3 PAGES

「あと5年もして、経済のグローバル化が一層進むと、先進国のマーケットには、あらゆる国からの商品が流れ込んでくる。一方で、強い産業がどんどん海外に出てしまえば、賃金が上がるはずがない」「これを小売業界から見れば、モノの値段はドンドン下がるということ」ーー。

21世紀に到来する「安いニッポン」の風景を視野にとらえた、卓越した商人ならではの先見性といえるだろう。

名誉会長に復帰してからもグループの指揮はあくまで鈴木氏に任せ、伊藤氏は抑制的に振る舞った。2005年にイトーヨーカ堂グループは、セブン&アイHDを持ち株会社とする体制へ移行した。同社のロゴでは「7」の字が強調され、ヨーカ堂を感じさせる要素はあまりない。もはやグループの主役は圧倒的な収益性を誇るコンビニ事業だった。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数