マーケットの大波乱はいつ起きるのか

日経平均は再び2万円目指し上昇へ

日経平均は2000年3月27日に2万円を一時回復。この時は1997年7月以来だったが、今年はいつ2万円に到達するのか(写真:ロイター/アフロ)

米国の株価の「頭」が重くなってきた。NYダウは、3月2日(月)の1万8288.63ドルをピークに、疲労感が漂っている。ただし当面は、深刻視するには当たるまい。

米国市場の「疲労」は、いったん良く寝れば回復

米国株が疲労している「二つの理由」を披露しよう。一つは、最近の米経済指標が冴えないことだ。住宅着工件数、小売売上高、自動車販売台数など、ことごとく減少している。

特に3月25日(水)発表の「2月の耐久財受注」が、前月比で増加が見込まれていたところ、実際には1.4%減少し、大きな悪材料となった。この日NYダウは、前日比で292.60ドル(1.62%)の大幅安だった。加えて、前週末の3日(金)発表の「3月の雇用統計」は、雇用者数が前月比12.6万人増と、20万人を割り込む小幅な増加にとどまった。

しかし「経済指標が1~2月に悪化する」という現象は、昨年2014年にも表れた。今年も昨年も米国では厳冬で、大雪の日も多かった。こうした天候要因が剥落し、3月分以降の数値は徐々に持ち直すだろう。

実際、4月1日(水)発表の「3月の自動車販売台数」(軽トラックと乗用車の合計)は、前月比で5.5%の大幅増となった。前述の雇用者数前月比については、1月が20.1万人増、2月が26.4万人増と、厳冬にもかかわらず好調だったので、逆にその反動が3月に出たのだろう。

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