「ルフィ」と接点のEXIT兼近大樹が生きてきた環境 「そういうことをしている人たちしかいない」

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EXIT兼近大樹(写真:日刊スポーツ)

お笑いコンビ、EXITの兼近大樹(31)が1日、自身のYouTubeチャンネルでライブ配信を行い、フィリピンの入管施設に収容され、各地で相次ぐ広域強盗事件に関与したとして日本が身柄引き渡しを求めている渡辺優樹容疑者(38)との関係について語った。

兼近は12年に札幌で起こした窃盗事件に関し、渡辺容疑者とともに逮捕され、不起訴処分となっていた。渡辺容疑者は広域強盗事件で“ルフィ”と名乗る指示役のリーダーと言われているが、兼近は「まだ刑も確定していないのでその人の人柄とかは今、現時点では答えられない」としつつ「ただ、今も仲がいいとかはないです。知り合いだったのは事実。僕がいたのはそういう環境で、昔からそういう明らかに犯罪をしている人たちでも関係なく、むしろそういうことをしている人たちしかいない環境で生きてきたので」と語った。

今回の広域強盗事件について、自身は「全く関係ない」と断言し「でも10何年前に(渡辺容疑者と)知り合いだった時に止めれたよねということですよね。その時は僕も自分のことしか考えてなかったですし、そんなことするなよと言える立場ではなかったので。昔の俺はそういう人たちにやめろとは言えなかったですね」と振り返った。

このほかにも、過去のいじめ疑惑や窃盗事件への関与は否定。窃盗事件については当時働いていたバーのオーナーが窃盗の疑いをかけられ、兼近も関与を疑われて逮捕。その後、関わっていないことが証明され、不起訴で釈放されたと説明した。

その後は過去に女子高生の売春あっせん容疑で逮捕された件についても語り、当時、共にあっせん業を行っていた仲間の女性と電話をつないだ。過去を振り返る中で涙する場面もあり「世の中では俺が強姦(ごうかん)して、暴力的な行為をして、(女子高生を)そういう世界に引っ張っていったというのは言われていることなんですけど、そんなことは一切なくて」とし「今、許してほしいなんて全く思ってないです。自分が情けなくて、本当に。僕がこれを伝えていかないと、黙っているのは自分が納得できなくて」と配信に踏み切った経緯も語っていた。

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