バフェットの投資先「バカでも経営できる」の意味 2011~2018年、“投資の神様"が語っていた生声

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BERKSHIRE HATHAWAY
バークシャー・ハサウェイ(BERKSHIRE HATHAWAY)のオフィシャルサイト。シンプルなつくりだ(画像:BERKSHIRE HATHAWAY INC)

<2014年〜2018年 《遺産》
“オマハの賢人”、“投資の神様”と呼ばれて>

「人がやっているから我々もやらなくてはいけない」という
陳腐なセリフはどんなビジネスでもトラブルの元となります。
――バークシャー・ハサウェイ株主への手紙 2014年2月


株を買うなら、バカでも経営できるほどよいビジネスをしている会社の株を買うようにしましょう。
なぜなら、いつかはバカな経営者が現れるからです。
――『フォーチュン』誌主催「最も影響力のある女性サミット」
2014年10月7日

素晴らしい会社をそこそこの値で買う

そこそこの会社を素晴らしい安値で買うのではなくて、素晴らしい会社をそこそこの値で買うのです。
――バークシャー・ハサウェイ株主への手紙 2015年2月

ウォーレン・バフェットの生声 本人自らの発言だからこそ見える真実
『ウォーレン・バフェットの生声 本人自らの発言だからこそ見える真実』(文響社)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。


自分が苦手だと思うことを挙げて、いますぐそれに取り組むのです。私は若い頃、人前で話すのが大の苦手でした。うまく話せなかったのです、そこで100ドル払ってデイル・カーネギーの話し方講座を受講して、人生が変わりました。話すことにとても自信が持てるようになって、受講中に妻にポロポーズしました、オマハで株を売るのにも役立ちました。当時私は21歳で、それより若く見られがちだったのですがね、身につけた能力は、誰にも奪われません。そして、誰もが、まだ使っていない潜在能力を持っているのです。
−―『フォーブス』誌 2017年9月19日


企業家は、明けても暮れても、顧客を喜ばせたいと心から願う必要があります。
私はたくさんの企業を見てきましたが、顧客を喜ばせて成功しなかった企業は一つも見たことがありません。
――ゴールドマンサックス主催「中小企業1万社サミット」
2018年2月13日

デイヴィッド・アンドリューズ 書籍編集者

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David Andrews

アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ郊外に在住する書籍編集者。

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