共通テスト後、受験生が陥る「腑抜け症候群」の怖さ ここで「一息つく」と不合格の可能性が高まる訳

✎ 1〜 ✎ 45 ✎ 46 ✎ 47 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
(漫画:©︎三田紀房/コルク)

いい結果でも悪い結果でも気を抜いてはいけない

いかがでしたか。共通テストが終わると、多くの受験生は糸が切れてしまいます。それは、いい結果の場合も、悪い結果の場合も、です。

悪い結果だったら、「もう、受験いいや」「浪人しよう」「どうせ頑張っても無理なんじゃないか」と思う人が出てきます。そうすると、受験へのモチベーションが一気に下がってしまいます。

いい結果だったとしても、要注意です。漫画のように、いったん緊張の糸が切れて一息ついてしまうことで、勉強の習慣が切れてしまうのです。また、共通テストの結果で第3志望あたりの大学から合格をもらえそう、となって「もう疲れたし、これでいいや。どうせ第1志望は合格できないから、受かったところに行こう」と歩みをやめてしまう人も多いです。

つまり、「共通テスト直後腑抜け症候群」が、「受験自体を投げ出す病」になってしまうわけです。

次ページ受験は「マラソン」
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事