お正月テレビ「民放4局で見られた番組」トップ20 大人の男女、子供、シニアで視聴人数を見てみると?

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民放4系列お正月番組・全国視聴人数ランキングTOP20
民放4系列お正月番組・全国視聴人数ランキングTOP20

これは地域によって系列が存在しないことがある民放局と異なり、NHKは全国遍く視聴ができることから、どうしても全国計の視聴人数は民放に比べて多くなりやすいことが背景にある。また、系列が6局にとどまるテレビ東京系(TXN)もランキング対象から外している。

ランキングの差をより明確にするためにも、今回は民放4系列(NNN、JNN、ANN、FNN)のみでの集計とした。なお、平均視聴人数とは、チャンネル移動やテレビのオンオフ等によって刻々と変わり続ける番組の視聴者数を、その番組の放送時間の中で平均化した値である。

「芸能人格付けチェック!」は大人女性の1位

まず着目したいのは、テレビ朝日系列「芸能人格付けチェック!」が女性を対象にしたランキングでは1位、男性では2位という点だ。男性の1位は「第99回東京箱根間往復大学駅伝競走」(復路)である。

これだけでも男女の関心の違いをうかがい知ることができるが、女性のランキングでは「ジャニーズカウントダウン」が4位で視聴人数が600万人を超えているのも興味深い。これは男性におけるどの番組の視聴人数よりも多いからだ。

ほかにも女性のランキングを見ると「発表!今年イチバン聴いた歌」「輝く!日本レコード大賞」という音楽特番がランクインしたほか、人気アイドルが多数出演する「VS魂グラデーション」が15位に入っているのも男性にはない特徴である。

一方の男性のランキングは箱根駅伝が1位と3位。そのほか「とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」が6位に入っており、スポーツコンテンツが女性よりかなり高位に位置している。なお、ランク外だがTBS系列で大みそかに放送された「WBO・WBA世界スーパーフライ級王座統一戦」は男性で25位、女性では79位と大きな差が開いていた。

以上のように、全体としての人気番組の顔ぶれに大きな差はないものの、女性は「音楽」・男性は「スポーツ」にやや関心が寄るという結果が見られた。

続いては4~19歳の子供と70~99歳のシニアのランキングを見比べてみよう。

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