ヤマト運輸が茨城県全域での通常の宅配便サービスを再開【震災関連速報】
ヤマトホールディングスの宅配便子会社、ヤマト運輸が20日午前8時より茨城県全域での通常の宅配便サービスを再開した。これまでは茨城県の一部(北茨城市、高萩市、日立市、常陸太田市、常陸大宮市、久慈郡大子町)での宅配便サービスを休止していた。
ヤマト運輸は18日午後3時より青森県、秋田県、山形県の東北3県全域での宅配便の取り扱いを再開。これら東北3県の103店の直営店への荷物の持ち込み、同店での荷物の引き取りが原則で、青森県は8時~17時、秋田県と山形県は8時~18時の時間帯で荷物の持ち込み、受け取りが可能となっていた(クール便やコンビニでの受付は対象外)。
秋田県下の秋田市、横手市、能代市、山形県下の山形市、天童市、米沢市、鶴岡市では、通常の集荷や配達も18日に再開したほか、20日からは秋田県下の潟上市でも通常の荷物受配送を再開する。
20日午前11時現在で、ヤマト運輸の宅配便は、宮城県、岩手県、福島県を除く全国への荷物の発送や受け取りが可能になっている。同業他社では、佐川急便が東北6県で営業店止めサービスを再開したほか、20日より栃木県や茨城県宛ての時間帯指定サービスを再開した。一方、ゆうパックの日本郵便は東北6県や茨城県の荷物の受発送を停止したままだ。
(山田 雄一郎 =東洋経済オンライン)
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