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「距離感が難しい相手」に使える敬語で話すコツ 敬語には人間関係の潤滑油としての効果がある

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  • 合田 敏行 一般財団法人NHK財団・エグゼクティブアナウンサー
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大切なお客様に対する言葉遣い、相手への配慮を十分に伝えながらもくどい言い回しにしないためには、どのようなことを心がければよいでしょう。

「このたびは、本当に申し訳なく思っている次第でございまして、何とお詫びを申し上げればいいものやら……」延々やっていけば丁寧さが伝わる、というものでもありません。

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簡潔であっても丁寧さを感じるのは、「古風な」表現、少し硬い表現です。丁寧というよりは、丁重な言い方と言ったほうがいいかもしれません。

普段は話し言葉としては使わない表現ですが、特別な場面では、こうした文語的表現の効果を利用してもよいでしょう。

「このたびは、誠に、申しわけありません」

「本当に」と言うとくだけた印象になるところを「誠に」にすれば、襟を正した印象になります。

このほか、丁重な言い方には次のようなものがあります。

「いただく」 → 「頂戴する」
「見せていただく」 → 「拝見する」
「お借りする」 → 「拝借する」
「お聞きする」 → 「拝聴する」
「読ませていただく」 → 「拝読する」

丁重な言い方は、相手をたてて距離をとるときや、こちらの不手際をお詫びするようなときに使うのがおすすめです。

敬語を上手に選んで相手と適切な距離をとるためにも、 数多くの敬語表現を身につけておきましょう。

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