「ハラスメントになりそうで、部下に何を言えばいいかわからない」
「偉そうにしたくないけど、媚びたトークをしてイタいと思われたくない」
上司・先輩・年上に、そう簡単に心は開けない
〇 「本音はどうでもいい」と割り切る
× 「本音を聞かせてほしい」と迫る
「ぶっちゃけどう思ってるのか、本音を聞かせて」
「価値観を共有しておきたいから、何でも言って。私も言うからさ」
「本当にやりたいことって何? 教えてくれる?」
部下・後輩・年下と話していて、「本音を聞かせて」「言いたいことあるなら言って」と、熱く迫る人がいます。
本当の気持ちを知りたい、根っこのところで通じ合いたい、そうじゃないと一緒に働けない……。ですが、これは不正解です。
相手としてみれば、結局のところ、上司・先輩・年上です。そうそう簡単に心を開ける相手ではありません。うかつに本心を漏らして「わかるよ、俺が若い頃もそうだった」「でもな、そういうことだからお前は……」と昔話や説教が始まっても困ります。なので、当たり障りのない無難なことを言って、その場をやり過ごす場合がほとんど。
上下を超えた信頼関係というものは、一朝一夕に作れるものではありません。少なくとも「本音を言って」「何でも言って」「本当はどうなの?」と一方的に迫っているような間柄のうちは、実現できないでしょう。


















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