元鑑識の手相家「結婚線が良くない場合」の判断 悪い結婚線でも「問題ない結婚生活」になる理由

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努力しても未来は変えられない、なんて、まるで努力は無駄としか思えない考え方ですが、これならたしかに、20年先の未来でも、30年先の未来でも占うことは可能と言えるでしょう。逆に言えば、この宿命論の考え方でなければ、遠い先の未来など占えないということになります。

手相には運命線や太陽線など未来を示す線がいろいろとあります。特に努力したり、頑張ったりしていると、それらの線が変化したり、新しい線が出てきたりすることがあります。それは、今の努力や頑張りによって、その人の明るい未来が築き上げられていることを示しているのです。

それを見ると私にはどうしても、未来は変わる(変えていける)としか思えないのです。ただし、手相の出方を見る限り、その影響はせいぜい10数年先ぐらいまでが限界で、そこから先は不確定なのだろうというのが私の考え方です。

『手相刑事の鑑定術 大悪人からダメ男まで、手相が明かす「超法則」』P65より

晩年運については、感情線のあたりから上に出る運命線や太陽線が、晩年運の良さを示しています。

手相刑事の鑑定術 大悪人からダメ男まで、手相が明かす「超法則」
『手相刑事の鑑定術 大悪人からダメ男まで、手相が明かす「超法則」』(徳間書店)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

実は私は、中年期を迎えた方の晩年運の良い手相を見るのが好きです。晩年運は、その方の徳の積み重ねによって得られる幸運でもあるので、「褒めがいがあるなあ」と思えるからです。

この運命線や太陽線の意味は、それまでつらく苦しい思いをされていた方でも、60歳前後に転機が訪れ、一気に報われたり、新しい生きがいを見つけたりするということを示しています。

また歳を重ねても、ワクワクすることに頭をフル回転させるという特徴を示しているので、認知症になりにくいということもあります。近ごろは晩年といっても、会社を定年退職してから20年以上あるのは当たり前ですから、その歳月を自分らしく楽しく生きられたら、最後に「人生に悔いなし」と言えるのではないでしょうか。

江幡 龍 手相家/元刑事、元鑑識

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えばた りゅう / Ryu Ebata

1959年、福島県生まれ。元警察官。34年間、主に刑事、鑑識として勤務。手相は大学時代から独学で勉強し、一度はプロを目指したものの断念。刑事になってから、被害者などから採取する「関係者指紋」や、犯人の「被疑者指紋」でも手相が見られることを知り、約1万人の手相を独自に研究。新たな手相術の確立と、これまでにないオンリーワンの手相家を目指して日々、研鑽に励んでいる。本来、手相占いとはあまり縁のない大悪人から成功者まで、老若男女のあらゆる手相を見てきた経験を生かした鑑定は、「知らない自分に出会え、未来への夢や希望を感じ取ることができる」とファンを広げている。

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