ブログで稼ぐ女性が「瓶詰め食品」を始めたワケ 「クラファン開始後3時間」で目標金額を達成
コロナ禍で雨後の筍のように増えたのが、店の味をレンチンで楽しめる冷凍食品。それを販売する自販機や無人販売所も街のいたる所で見かけるようになった。食品を扱うネット通販においても売り上げが好調だと聞く。
そんな中、大阪で今、注目を集めている商品がある。ウェブ集客や販促を手がけるローレルクラウンが製造・販売する「SPOON DELI -OSAKA-(スプーンデリ大阪)」という瓶詰めのシリーズがそれだ。
きっかけはコロナ禍による自粛
現在、5種類がラインナップされていて、中でも「彩り野菜と鯛のコンフィ」は、ミシュランでビブグルマンを獲得した大阪・東三国のビストロ「オルタンシア」のオーナーシェフ、川端和波さんが考案した新商品。今年11月にクラウドファンディングで先行販売されるや、瞬く間に目標金額を突破。グルメファンからの注目度の高さを目の当たりにした。
「彩り野菜と鯛のコンフィ」をはじめとするスプーンデリ大阪の商品の味をレポートする前に、それらの生みの親であるローレルクラウンの代表取締役社長、海下里恵さんについて触れておこう。
彼女はもともと看護師として働いていたが、子育てのため退職した。在宅でできる仕事を探していたところ、夫から勧められて看護師の転職情報や子育て、人間関係など複数のブログを立ち上げた。
「収益化して少しでも家計の足しになればと副業感覚ではじめたのですが、ありがたいことに、アクセス数が伸びていきました」(海下さん)
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