「在宅夫婦のランチ」夫は平気でも妻にはストレス 1時間以上前に「お昼、何?」に妻はうんざり

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

在宅夫婦のランチ問題に社会が追い付いてくるのには、もう少し時間がかかるに違いない(とはいえ、そこに商機があるから、いつかはそうなってくるはず)。今は、その過渡期で、夫婦でなんとか乗り越えなければならないとき。

なのに、男性脳には「ランチ問題」が見えてさえいない。どうか、食周りの会話に気を付けて。次の3つを守れば大丈夫。

男性が気を付けたい3つのポイント

① 妻の「○○にしようか」「○○でいい?」に嫌な顔をしたり、ぐずぐずしたりしない。で、「いいね」や「そうだね」で受ける。受け入れないときは、その後に別提案をする。具体的な提案でなくても、「いいね、麻婆豆腐。けど、今日はもう少しさっぱりしたものがいいな」のように方向を示せればOK

② 時には自分からアイデアを言おう

③ 昼食より1時間以上前に、「お昼、何?」「お昼、何にする?」とか聞いてはいけない

何も、夫たちにランチを作れなんて言ってない(してくれたら嬉しいけど)、せめて妻を追い詰めることばを言わないでほしい。そう願っているだけ。

共感型は、問題解決型からすると、なんともめんどくさい脳に見えるのに違いない。NOをNOと言って何が悪い、と。でもね、この脳だからこそ、家事のようなとりとめのないマルチタスクをすらすらと片づけて、物言わぬ赤ん坊を無事育てていくのである。

それよりなにより、あなたのNOに傷つく人だからこそ、あなたの食べたいものを「ずーっと気にする」人だからこそ、いじらしくて愛しくて一緒になったのでしょう? さばさばしていて、誰よりも強くて、あなたのNOに1ミリもめげず、明るく生きていける女性になんか惚れなかったでしょうに。惚れた責任をちゃんと取ってね(微笑)。

次ページ男はとっさに自分の思いがわからない
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事