「2色パワポ」で成約率が2割上がる本当のワケ 5万ファイルの資料をAI分析してわかったこと
実際に、126社、1万8817人の営業担当者に2カ月間、上記の方法をトライアルで実践してもらった結果、資料の作成時間はマイナス20%を実現し、商談の成約率は22%アップしました。
あなたの足を引っ張る「名もなきムダ仕事」
あなたが「よかれ」と思ってやっていた、情報量もりもりの資料づくり。ひょっとすると、今まで「ムダ」だとは気づいていなかったのではないでしょうか。
実は、仕事にはこのように自分では気づかないムダな仕事が山のように隠れています。
それこそが、あなたを「残業沼」に引きずりこみ、やや大げさな言い方が許されるなら、日本の生産性を下げる要因になっていると思うのです。
私はそれを「名もなきムダ仕事」と名づけました。
この「名もなきムダ仕事」がやっかいなのは、自分でもムダだと気づいていないか、あるいは何となくムダだと感じていても「そういうものだから」「昔からそうしている」「先輩や上司からそう教えられた」という理由で、削減の対象から無意識のうちに外してしまうことなのです。
名もなきムダ仕事には、パワポ資料づくりに限った話ではありません。
他にも、よく考えたらムダでしかないのに、ルーティンで続けてしまっている以下のような仕事も当てはまります。
●大量に届くCCメールのチェックに半日かかる
●週報、日報を詳細に書き込むのに時間と手間がかかる
●上司に提出した書類のやり直しを何度も命じられ、いつまでたっても終わらない
こうした、生産性アップと関係のない「名もなきムダ仕事」は、あなたの日常業務に常につきまとっています。
私は、「名もなきムダ仕事」をなくすようにしてから、仕事を2割以上カットでき、週休3日を5年以上続けています。私が代表取締役CEOを務める「株式会社クロスリバー」のメンバーも全員週休3日・週30時間稼働です。
自分の時間が増えれば、それを家族のために使うもよし、自分のスキルアップにも活用できます。もしも、あなたが仕事の遅さに悩んでいるようであれば、仕事のどこかに「名もなきムダ仕事」が潜んでいないか、改めてチェックをしてみてはいかがでしょうか。
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