「2色パワポ」で成約率が2割上がる本当のワケ 5万ファイルの資料をAI分析してわかったこと
ヒントはパワポを作る側ではなく読む側の立場に立つことです。プレゼンの席では、説明を受けながら同時に資料に目を通すことが多いはず。そこで、要素がぎっしりの資料を見せられても、読むことも難しいでしょう。
色数も多すぎると、目移りして目が疲れます。実際に2色の資料が相手にもっとも理解してもらいやすかったのです。
「相手の立場に立つ」という言葉は、いろんな場面でよく聞きますが、提案資料の作り方一つとっても、本当の意味で実践できている人は少ないのです。
仕事の本質を理解していれば、結果として色数も文字数も少なく、作る手間を省いた提案書づくりができます。
「短い時間で成果が出る」パワポ提案書3つの条件
本当に説明に自信がある人は、大勢の前でプレゼンテーションをするときであっても、ホワイトボードの前に立って、必要なことは、その都度、手書きしながら説明を進めたりします。逆に、凝りに凝ったパワポやエクセルの資料を投影しながら説明する人は、実は自信がなかったりするもの。
どこの会社にも一人は「パワポの達人」とでもいうべき資料作りの名人がいるかと思います。もちろん全員がそうとは言いませんが、パワポ達人は、意外と実質的な成果を生み出していないものです。
達人なだけに、会議などで説明するときに、ついパワポに頼ってしまうのかもしれません。あなたも、もし、カラフルで、文字やグラフを詰め込んだ、凝りまくりのパワポ資料「デコパワ(=デコラティブパワポ)」を作っていたら要注意! あなたの作る資料は、説明を受ける人たちの目をチカチカ、頭をクラクラさせているかもしれません。
豪華な資料ほど、作るのに時間と労力がかかります。せっかく、何時間も費やして作った資料が伝わらないのでは、時間のムダ。努力が浮かばれません。お客様へのプレゼン資料なら、成約にもつながらず、骨折り損のくたびれ儲けです。
では、改めて資料5万ファイルを分析した結果得られた、「読んでもらえるパワポ資料」の条件について、詳しくお伝えしましょう。
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