オンライン会議に映る姿で好印象を与えるコツ 服装の色や画面に映る顔の明るさ等にポイント

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白でなくても、背景と同じ色の服を着ていると、背景と服が同化して見えることがあります。このような失敗を防ぐために、商談開始前にカメラテストをしておくことをおすすめします。

「顔だけが浮いて見える」というだけなら笑い話ですみますが、服と背景が同化したせいで身振り手振りが見えにくくなると実害が起こります。プレゼン時の身振り手振りが見えなくなると、聴覚からしか情報が入らなくなり、伝わる情報が格段に減ってしまうからです。

ちなみに、おすすめは、青系のシャツです。白をバックに座ると、青シャツが映えますし、男女関係なく清潔感があって好印象を与えられます。また、青は集中しやすい色だと言われています。オンラインでプレゼンテーションするときなど、自分の話をいつも以上にしっかり聞いてもらいたいときは、青を身につけるといいでしょう。

面倒なメイクはテクノロジーでカバー

オンラインでの服装に続いて、メイクはどうでしょうか。「自宅にいるのにメイクしたくない」「数分の打ち合わせのためにわざわざ化粧をするのは面倒くさい」という方は、素顔でもいいでしょう。ただ画面を通すと微妙な血色が映らなくなるため、体調が悪そうに見えます。また、「化粧をしていないからカメラをつけたくない」というのもよくありません。カメラに映ってもいいと思えるような準備をすべきです。

私たちはよく、「フルメイクが面倒な人は、リップと眉毛とチークだけすればとりあえずOK」とお伝えしています。とはいえ、メイクが面倒なことに変わりありません。メイクは面倒だからしたくない。でも、素顔を見せるのは抵抗があるのでカメラをオンにはしたくないという方は、相手に化粧をしているように見せるテクノロジーを使ってもいいかもしれません。

たとえば、Zoom には「ビデオフィルター」といって、あたかもメイクをしているかのように見せる機能があります。この機能は非常によくできていて、想像以上に自然にメイクしているように見せてくれます。

使い方は簡単です。「ビデオの開始」ボタンの右上にある「∧」ボタンを押します。その後「ビデオフィルターを選択」を選び、最後に「スタジオ効果」ボタンを押すだけです。

ほかにも「パーフェクトカム」など、有料アプリがいくつかあり、それを使うとアイシャドーを入れたり、まつ毛を少し長くしたりもできます。セキュリティの関係でアプリをダウンロードできない方もいるかもしれませんが、興味のある方は試してみてはいかがでしょうか。

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