オンライン会議に映る姿で好印象を与えるコツ 服装の色や画面に映る顔の明るさ等にポイント
もう1つ、オンライン商談において、注意が必要なのがヘアスタイルです。とはいえ、こんな髪型でなくてはダメということではありません。
オンライン商談では、自分自身が画面に映ります。すると、商談中にヘアスタイルが気になってずっと前髪をいじってしまう、ということがよくあるのです。これでは、話に集中できませんし、頻繁に髪を触るしぐさは、相手からすると、話を聞いていないように映ります。「この人、話を聞いてないんじゃない?」と思われ、あなたへの信用が損なわれる原因にもなってしまうのです。
髪型が気になってずっと前髪をいじっているくらいなら、会議が始まる前に整えておくようにしましょう。
画面に映る顔の明るさは商談の結果にも影響⁉
ここで、次の写真を見てください。あなたは、左の人と右の人、どちらから商品を買いたいと思いますか。ほとんどの人が「右側の人」と答えるはずです。
これは同じ日に同じカメラで同じ人を撮った写真です。違いは明るさだけ。部屋の明るさや、照明がイメージに与える影響の大きさをご理解いただけたでしょうか。
特に、商談において顔がはっきり映らないと、それこそ陰気な印象を与えます。公明正大で明るい印象を持ってもらうには、画面上でも太陽のように明るいイメージが大事なのです。
ここでは、お金をかけずに自分の印象を確実にアップさせるためのポイントを2つ紹介します。
ポイントの1つめは、逆光になるのを防ぐため、窓を背景にしないことです。窓の近くでオンライン商談をするのであれば、窓と対面する位置に座るようにしてください。どうしても窓を背にして座るなら、カーテンを閉めてデスクライトをつけるなどの工夫をしたほうがいいでしょう。
オンライン会議に備えて高いカメラを買ったりする人もいますが、どれだけいいカメラを買っても逆光であれば意味がありません。とにかく光源は自分の前に置くこと。自分のうしろに持ってきてはいけないと覚えておいてください。
窓からの光だけでなく、照明の位置も大切です。リモートワークが多い人は、部屋のどこに座れば天井の照明が自分によく当たるか、いろいろなところにイスを置いて、ベストポジションを探してみましょう。
さらに、卓上ライトや電気スタンドなどの照明を使うこともポイントです。自宅にない場合は、使わなくなったスマートフォンを活用してもいいでしょう。スマートフォンの懐中電灯機能を使えば、卓上ライトがなくても自分の顔を明るく照らすことができます。昔使っていた機種が家に余っている人は、それを三脚に設置してオンライン会議・商談用のライトにしてもいいかもしれません。
また、Windowsのパソコンは、内蔵カメラの明るさを変えることができますし、Zoom にも「低照度補正」といって、明るさ補正の機能があります。これらの機能もあわせて活用するようにしましょう。
特に、男性には自分の画面映りに無頓着な人が多い印象です。オンライン商談中は、顔の明るさを意識することでグッと信頼度が上がりますので、ぜひ試してみてください。
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