手取り20万台、10年で3000万貯めた35歳の秘訣 4人家族で「40歳で4000万円貯金」に突き進む
「スマホの格安プラン、安い電力会社などは常にチェック。1回乗り換えたから終わりではなく、魅力的なものを見つけたら、まめに乗り換えています」。また旅行は政府や市区町村で割引制度をもうけていることがあるので事前リサーチは必須。「インスタや雑誌で情報を得ることも多いです」
節約ポイント3 お金を増やす仕組みづくり
ステップを踏んで土台を固めて
現在は大まかに予算管理をしているが、節約スタート時は細かく家計簿をつけていたそう。「何にいくら使っているか可視化することは大事。そのうえで、FPの無料相談などを利用してムダを削り、貯金を生み出す家計の土台作りをしました」。慣れてくれば予算管理もざっくりで大丈夫に。
「あとはストレスなくできる方法を見つけて、継続することが肝心です」
生活費は楽天銀行に入れて管理。「条件にもよりますが手数料が無料なので利用しています。貯める口座は金利を重視して、あおぞら銀行をチョイス」。あおぞら銀行の普通預金の金利は0.2%(10月1日現在)。メガバンクのそれと比べると100倍以上! 「預けておくだけで増えるお金なので、少しでも金利が高いところを選びます。あおぞら銀行はゆうちょ銀行のATMが利用できるので使い勝手もいいですよ」
クレジットカードは楽天カードとJALカードの2枚のみ。「楽天経済圏をフルに使って、ポイントを効率良くためるように工夫しています」。買い物やふるさと納税は楽天市場を利用するが、さらにポイントサイト「モッピー」を通して買うと、ポイント二重取りに。つみたてNISAも楽天証券を使ってポイントをゲットしている。「ポイントだけで年7万円ほどに。ポイントはクレジットカードの支払いとしても使えるし、帰省時の旅費としても活用しています」
目指しているのはミニマリスト。「洋服や子どものおもちゃなどは、なるべく買わない。不要になったらすぐに売るなどして、モノが増えないようにしています」。掃除をするときは断捨離タイムでもあり、ムダなものがたまっていないか、ムダ遣いをしていないかチェック。モノがなければ掃除も手早くできるので、掃除の手間も掃除機の電気代も減り、いいことずくめだ。