東大合格する人は「自己効力感」を持っている
いかがでしょうか。まずみなさんに知ってもらいたいのは、「自己効力感」という言葉です。
「自分にはできるはずだ」と確信して、「きっとうまくいくはずだ」と考えることができる自己への認知のことを指します。
似たような言葉で「自己肯定感」というものがありますが、これは「ありのままの自分で大丈夫、自分には価値がある」という無条件の自信のことです。「これができなくても自分には価値があるはずだ」が自己肯定感で、「これができるはずだ」が自己効力感だと言えます。
そして、東大に合格する人というのは、「自己効力感」がある人が多いと思います。例えば模試の成績がよくなくてE判定を取ってしまったとしても、「それでもきっと次は大丈夫なはずだ」と受験を続けることができないと東大には合格できません。試験問題が解けず、どんなに不利な状況に追い込まれても、「それでも何か打開策があるはずだ」と粘り強く問題を解くためには「自己効力感」が必要なのです。
そしてそのためには、子どものときから、小さな成功体験をしてきた人が有利です。どんなに些細なことでもいいから、「できた」という経験があると、「次もきっとできるはずだ」という自信につながっていくのです。
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