責任を自覚している先生たちは、役割分担の意識を持っているため次のようなやりとりを行うとも聞きます。
つまり、上手に対応している先生たちはこのように、自分の責任であることを自覚し、それでも手に負えなければ「家庭と共に協働して子どもを育てていきましょう」というスタンスをとります。
決して、学校の問題を家庭にすり替えて、親に丸投げはしません。
これは宿題においても同様です。筆者は次のように考えています。
「宿題は学校の問題であり、宿題をしっかりやってこないとしたら、そう指導できない先生の問題」
家庭が独自で決めた学習であれば家庭の問題となりますが、学校の宿題は先生が出している課題なので、それは先生の指導の問題なのです。しかし、論点がすり替えられることで、あたかも親の問題であるように錯覚してしまう親御さんも少なくありません。
しかし、先生も人間です。また昨今、労働環境がブラックであることが取り沙汰されるような環境にある先生たちに、責任をすべて負ってもらうことは酷かもしれません。
協働して子どもを育てていくというスタンスを持つ
そこで、次のようなやりとりもおすすめします。
このやりとりであれば、先生には先生の立場として現場で指導してもらい、家庭では家庭でできることを行うという“協働”の形になります。本来は先生側からこのような話がでることが望ましいのですが、出てこないこともあるため、上記のように話を進めてみてください。
子どもは大人たちが協働して育てていくというスタンスを持つことが大切だと思っています。ぜひ、参考にしてもらえれば幸いです。
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