さて、それではいつもの通り見ていきましょう。肝臓と脳神経を労わる栄養素は以下のようなものです。
・タンパク質
肝臓も脳も臓器の一つで、タンパク質でできています。体内で合成されるアミノ酸もありますが、必須アミノ酸と呼ばれる9種類のアミノ酸はタンパク質食品から補わなければいけません。卵、乳製品、肉類、魚介類、大豆製品をバランスよく食べておきましょう。特に卵は加熱調理をしてもアミノ酸の損失が極小なので、◎です!
・カテキン
肝臓はお酒が飲めない人でも余分な脂肪が溜まって機能低下することがあります。そんな時は緑茶に含まれるカテキンの抗酸化力にサポートを頼みましょう。カテキンは緑茶だけでなく、レンコン、ブルーベリー、リンゴ、にも含まれます。
・脳の神経を安定させる栄養素
眠気やイライラ、気分が沈む場合は、セロリやパセリに含まれるアピインが効果的。また、生姜に含まれるショウガオールには精神を安定させ、細胞の新陳代謝を活発にする作用が期待できます。
いつもの食事にプラスワンするなら?
食事が炭水化物に偏りがちな方は、意識して、タンパク質食品を取り入れましょう。またドリンクでは、缶コーヒーや甘いジュース系からお茶系にチェンジするだけでも、眠気やイライラが落ち着いてくるかもしれません。
〈みわ子流、眠気やイライラを吹き飛ばすコンビニ飯&アイテム!〉
・卵を使ったメニュー
→ ゆで卵、温泉卵、出汁巻き卵、おでんの卵、うずら卵、燻製卵
・ドリンク
→ 緑茶、無糖紅茶、ウーロン茶、プーアル茶、リンゴジュース(100%)、野菜ジュース(セロリ入り)
・カテキン入りフード
→ 筑前煮、レンコン金平、散らし寿司、ブルーベリー(リンゴ)ヨーグルト、ブルーベリー(冷凍、ドライフルーツ)、ブルーベリー入りソイバー、リンゴ(カットフルーツ)
・チューブ入り生姜
→ 常備しておいて、いつもの紅茶やコーヒーにプラスしたり、カップ麺やインスタントの味噌汁に入れて頂いてみましょう。
今の時期の眠気やイライラは単なるモチベーションの低下ではなく、季節柄生じることのある、人が自然に持っている特質なのかもしれません。あまりネガティブに考えず、改善食を知って悩みを吹き飛ばしましょう。
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