イーロン・マスク率いる「スペースX快進撃」の理由 「何が凄かったのか」を野口聡一さんが解説
1957年10月4日の世界初の人工衛星「スプートニク1号」の打ち上げから、この10月で65年になります。現在では、若田光一宇宙飛行士の搭乗する米スペースXの民間宇宙船「クルードラゴン」の打ち上げや、毎週のように行われる通信衛星「スターリンク」の打ち上げが行われています。
これまで国家主導だったロケットの打ち上げに民間企業が多数参入して21世紀は宇宙活動の民主化の時代となりました。
国家事業だったロケットを民間企業がバンバン打ち上げる時代となって、ロケットは誰でも、どこでも飛ばせるようになったのでしょうか。ビジネスとして企業が自社の敷地からロケットを飛ばしたり、学校でクラブ活動としてロケットを作ったり、自宅の裏庭で趣味でやってもOK?
ロケットの飛行安全を守る宇宙の法律
小学校時代に水が入ったペットボトルにポンプで空気を入れて飛ばす「ペットボトルロケット(水ロケット)」を校庭で実際に体験した人も多いのではないでしょうか。
ですから、ロケットの原理を学ぶという意味ならば、校庭でロケットを飛ばしてもよいわけです。


















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