一方、他の再エネはこれまで設備導入があまり伸びていないが、やむを得ない部分もある。地熱は(生産井を)掘らないといけないので運転まで10年はかかるし、バイオマスも原料集めなどが難しい。風力も環境アセスメントなどで3~4年はかかる。3年の期間で急速に伸ばすのは難しい。
特措法の第3条第2項には「供給の量の状況」を勘案することとされており、他の再エネのこれまでの供給量を考えると、3年の優遇期間が終わった後も買い取り価格を維持したほうがいいと判断した。
小規模バイオマスの区分新設で地域活性化
もう一つ重要なのは、小規模の未利用木質バイオマスを別区分化したことだ。従来は効率的な発電の基準を5000キロワット規模として費用構造などを見ていた。しかし、バイオマスは原料を集める必要があり、地域の立場から言うとなかなか簡単ではない。
今回、2000キロワット未満という区分を新設したが、中小規模で原料を地域で集めやすくなることで、地域の活性化に大いに効果を持つことを期待している。
また、太陽光の費用計算に関しては、昨年9月24日の九州電力の接続保留問題に伴って、経産省で新エネルギー小委員会や系統接続ワーキンググループで出力制御ルールを策定したので、そのルールにより出力制御機器を設置する場合にはその費用を勘案することにした。
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