観音崎京急ホテル「営業終了」に込められた新戦略 2023年、新たなレジャーの拠点へリニューアル

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観音崎京急ホテル
東京湾を望む観音崎京急ホテル(記者撮影)
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神奈川県横須賀市の観音崎京急ホテルが9月30日、最終営業日を迎えた。リニューアル工事を経て、2023年に新たなリゾートホテルとして生まれ変わる。

同ホテルは1985年7月20日に開業した。客室数は60。すべての客室に双眼鏡を用意しており、レストランやロビーなど館内の至る所からオーシャンビューが楽しめる。

最近は温浴施設「SPASSO」や、建築家・隈研吾氏がデザインした客室のグランピング施設「snow peak glamping 京急観音崎」がしばしばメディアに取り上げられてきた。チャペルがある場所にはかつて名だたるアーティストらに愛されたレコーディングスタジオがあった。

「本格的シティ感覚のリゾートホテル」

開業当時の京急の社内報には「同ホテルは外観を南欧調の白色で統一し、海と“対話”できるバルコニー付きのゆったりした客室のほか、南欧料理レストラン、アダルトなバーラウンジ、機能的な多目的ホール等を設けている。また、付帯施設として、ホテルでは世界初のプロミュージシャンを対象にしたレコーディングスタジオを併設したほか、ゴルフリンクス、プールなどを完備。三浦半島では初めての本格的シティ感覚のリゾートホテルとなった」との記事がある。

観音崎京急ホテルの山側
山側から見た観音崎京急ホテル(記者撮影)

ホテルの山側に横須賀美術館があり、周辺は県立観音崎公園として整備されている。観音崎の名称は奈良時代の僧、行基が彫った十一面観音菩薩像に由来するとされる。2019年、有志によって復元された仏像が洞窟内に安置された。明治時代に陸軍が築いた砲台跡や現役の礼砲台もある。現在は、日本初の洋式灯台である観音埼灯台と旧東京湾海上交通センターの塔が往来する船舶数日本一の浦賀水道を見守る。

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