“爆食”の中国に、日本が食料を買い負けるリスクはあるか。中国農政や世界の食料需給研究の第一人者である農林中金総合研究所の阮蔚(ルアン・ウエイ)氏に聞いた。
――この2年間で中国のトウモロコシ輸入量が急増しています。
もともと中国は、年間9000万~1億トンの大豆を輸入する輸入大国だった。ただ、近年までほかの主要な穀物は自給していたため、飼料用のトウモロコシの輸入急増が大きく目立った格好だ。
背景にあるのは、中国産穀物の大幅な競争力低下だ。
この記事は有料会員限定です。
ログイン(会員の方はこちら)
有料会員登録
東洋経済オンライン有料会員にご登録いただくと、有料会員限定記事を含むすべての記事と、『週刊東洋経済』電子版をお読みいただけます。
- 有料会員限定記事を含むすべての記事が読める
- 『週刊東洋経済』電子版の最新号とバックナンバーが読み放題
- 有料会員限定メールマガジンをお届け
- 各種イベント・セミナーご優待
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら