知らないで放置すると怖いGAFA製品の「初期設定」 個人的な情報がダダ漏れになっている可能性も

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●「Sidewalk(サイドウォーク)」は、新しいアマゾン製品が近くにある端末と自動的にインターネット接続を共有するプログラムで、個人データに不正アクセスする抜け穴として使われる可能性が指摘されている。

エコースピーカーでこの機能を無効化するには、アマゾンのアレクサアプリを開いて、画面右下の「その他」の「設定」から「アカウントの設定」を選択し、「Amazon Sidewalk」をタップして設定をオフにする。

リングカメラの場合には、リングアプリの左上にある3本線のアイコンから「コントロールセンター」を選び、「Amazon Sidewalk」のボタンをオフの位置にスライドする。

●アマゾンのウェブサイトでは「ほしい物リスト」の一部がデフォルトで一般公開される設定となっているので、そこから個人情報が丸見えになる可能性がある。「ほしい物リスト」ページを開いて、リストを非公開にしよう。

パソコンの情報もダダ漏れの可能性

マイクロソフトWindows

Windows(ウィンドウズ)のパソコンでは、さまざまなデータ共有設定がデフォルトでオンになっている。マイクロソフト、広告主、ウェブサイトが私たちについてより多くの情報を得られるようにするためだ。これらの設定をオフにするスイッチは、設定メニューから「プライバシーとセキュリティ」を開き、「全般」をクリックすると出てくる。

とはいえ、ウィンドウズで最悪のデフォルト設定は、プライバシーとは無関係のものかもしれない。消費者向け製品レビューサイト『ワイヤーカッター』の編集者キンバー・ストリームズが新たなラップトップを試すときに真っ先に行う設定変更の1つは、サウンドメニューを開いて「サウンドなし」を選択することだ。こうすれば、エラーが発生するたびに鳴り、イライラの原因となるチャイム音の多くは消える。

(執筆:Brian X. Chen記者)
(C)2022 The New York Times

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