「クレジットカードは2枚のみ」で貯金が増える? ちなみに銀行口座は3つにまとめたほうがいい
通帳やカード類の数が膨大になってしまうと、自分で把握しきれなくなってしまったり、少額のお金やポイントなどが分散してしまったりして、資産を築く妨げになってしまいます。必要なものだけを手元にまとめ、無駄なく利用していくことが大切です。
まずは、現在の通帳とカードを一覧にまとめてみましょう。ポイントカードは一見お得のようですが、見るたびに「お店に行ってポイントを貯めなきゃ」と思ってしまって、無駄遣いの原因になります。使っていないポイントカードは思い切って破棄しましょう。必要になったらまたつくればいいと割り切ります。
◎クレジットカードは2枚に絞る
クレジットカードの持ちすぎは損を招くことがあります。3枚以上持っているなら、これを機に整理していきましょう。
クレジットカードの整理が大切な理由はいくつかあります。
第1に、利用するカードが分散してしまうと、なかなかポイントが貯まりにくいこと。また、年会費がかかるクレジットカードを複数枚持っていた場合、無駄な年会費を支払っている恐れもあります。
さらに注意すべき点は、クレジットカードにショッピング枠とは別に「キャッシング枠」が付いている場合です。複数のカードにキャッシング枠が付いていると、将来的に住宅ローンなどを利用しようと思ったとき、審査で不利になる恐れがあります。
キャッシング枠には要注意
必要なときに必要なローンを利用するためにも、キャッシング枠の付いたクレジットカードは必要最低限にしなければなりません。
クレジットカードを整理するときは、まずは各クレジットカードで付与されるポイントが何に利用できるのかを確認することが大切です。よく利用するサービスや決済に使えるクレジットカードを優先的に残しましょう。通信費や電気ガスなどで利用しているブランドを統一することも有効です。
キャッシング枠が付いている場合には、生活費1カ月分程度のキャッシング枠だけ残すか、すべて解約するのがおすすめです。
クレジットカードは、多くても2枚にまとめてお財布の中をすっきりさせましょう。残す2枚のカードは、カードのブランドが異なる2枚にするのがベスト。メインのカードを利用しつつ、メインのカードが使えない場合のサブカードとしてもう1枚を持っておくと、あらゆるシーンで問題なく使えて安心ですね。
◎銀行口座は3つにまとめるとお金が貯まりやすい
普段、銀行に残高があっても必要以上に使わない人であれば、1つの口座に給与の入金、口座引き落とし、生活費の引き出しがあっても気が付けば貯まっていくものです。しかしそうではない場合には、銀行口座を賢く利用していくことで、着実に資産形成ができるのです。
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