「大人ビター」なバレンタインはコンビニで 女子がミニストップ「チョコソフト」に殺到
しかし今回ついに、満を持して「プレミアムベルギーチョコソフト」を発売。称号に恥じない、贅沢感のあるソフトクリームだ。
まず、監修を務めたのは「世界一のショコラティエ」(2007年ワールド チョコレート マスターズ総合優勝)、水野直己シェフ。開発部では、同氏によるチョコレート「杏と塩」の味わいをお手本に開発に取り組んだという。
「大人が満足する、専門店の味をソフトクリームで表現したいという思いがありました。甘酸っぱい杏は濃厚なチョコレートと相性がいいんですね。これに塩が組合わさることで、何とも言えない『大人ビター』な味になるんです」(頭川さん)。
ワッフルコーンにもチョコを配合
プレミアムベルギーチョコソフトでは、チョコレートの風味が存分に感じられるよう、カカオ分70%のクーベルチュールチョコレートを使用。また、ワッフルコーン自体にもソフトクリームと同じベルギー産チョコレートを配合しているので、チョコの味わいをたっぷりと楽しめる。ただし、これだけだとチョコのダブル遣いでこってり重たい印象になってしまうので、それを避けるため、酸味のある杏と、ワッフルコーンに加えた塩でスッキリさせている。
また、バレンタインデーを挟んだ1カ月程度と、販売期間でも希少価値のプレミアム感を演出。「今食べなきゃ!」という心理をこれでもかとくすぐる、心憎い作戦である。
「バレンタインとはいっても、完全に自己消費(自分で買って自分で食べること)をイメージしていますね。最近のお客様の傾向として『ちょっとした口贅沢をしたい』という需要が高まっていますので」(山盛さん)。
さらに「口贅沢」需要に応え、「こだわりのチョコショートケーキ」「ザッハトルテ」「ベルギーチョコパフェ」などチョコ関係のチルドスイーツ6商品を2月初旬から続々と投入している。
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