安倍元首相の国葬を税金を使ってでもすべき理由 国民にも岸田政権にも「大きなプラス」になる

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24日はトヨタ賞中京記念(小倉競馬場第11レース、G3)が行われる。「中京記念」と名乗りながら、昨年・今年は小倉競馬場で行われ、「サマーマイルシリーズ」の1戦でありながら距離は1800メートル、しかもハンデ戦で猛暑の時期に行われる。

「まともに決まるはずだ」と思いながら根を詰めて予想しても無駄だろうし、まして大勝負は厳禁だ。夢のある馬券を少額買って、冷たいハイボールでも飲みながらテレビ観戦したい。

「トヨタ賞中京記念」は当たる気がまったくしないが…

筆者の本命はベレヌス(7枠14番、西村淳也騎手騎乗)だ。前走の谷川岳ステークスではマイルの競馬で逃げ粘っている。小倉の芝1800メートルは加速のつきやすいスパイラルカーブになっているせいか、意外に外を回しての追い込みが利くが、どこの競馬場でも楽に先行できた馬には可能性がある。たぶん人気薄だろう。「3連系」の馬券で狙ってみたい。

対抗はカテドラル(6枠11番、団野大成騎手)だ。昨秋の京成杯オータムハンデキャップ(G3)で勝っているように、G3のハンデ戦なら勝つ力がある。

単穴はカイザーミノル(3枠5番、横山典弘騎手)にしよう。ハンデ戦のハンデは馬に与えられるものなので、騎手は重要な評価要素だ。猛暑の中、小倉まで出向く横山典弘騎手の手腕に期待しよう。

押さえは、ハンデ戦の定石どおり最重量ハンデで、しかも0.5キロの端数付きのカデナ(7枠13番、今村聖奈騎手)、出遅れぐせのあるミルコ・デムーロ騎手でも懸命に追い込むハンデに恵まれたミスニューヨーク(1枠2番)、川田将雅騎手が合いそうなファルコニア(8枠15番)、軽量でかつ福永祐一騎手を確保したシャーレイポピー(5枠10番)までとする。

当たる気がまったくしないのだが、絶対当たらないともいえない。手広く、薄く買って楽しむことをお勧めする。

(当記事は「会社四季報オンライン」にも掲載しています)

山崎 元 経済評論家

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やまざき はじめ / Hajime Yamazaki

1958年札幌市生まれ。東京大学経済学部卒業。経済評論家、楽天証券経済研究所客員研究員、株式会社マイベンチマーク代表(投資と投資教育のコンサルティング会社)と複数の肩書を持つ。三菱商事、野村投資信託、住友信託銀行、メリルリンチ証券など計12回の転職経験を生かし、お金の運用、経済一般、転職と自己啓発などの分野で活動中。著書に『超簡単 お金の運用術』(朝日新聞出版)『「投資バカ」につける薬』(講談社)『お金がふえるシンプルな考え方』(ダイヤモンド社)など著書多数。馬券戦略は馬連が基本。【2024年1月5日編集部追記】2024年1月1日、山崎元さんは逝去されました。心から哀悼の意を捧げ、ご冥福をお祈りします。

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