最新!「女性部長が多い会社」ランキング 1位富士通、2位NEC、比率やその変化にも着目

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続いて過去5年間で女性部長の比率が増加した企業を調べた。

トップは青森県内と函館が営業基盤の地銀、みちのく銀行。女性部長比率は2010年版の0.8%(1人)から2014年版では10.3%(11人)と9.5ポイント増加した。部長だけでなく女性管理職比率も17.8%と高い水準にある。従業員は直近で男性791人(61.5%)、女性495人(38.5%)と女性比率は4割近い。さらに年齢別でも、30代42.3%、40代28.4%、50代30.2%と各世代とも女性が一定数以上存在する。

さらに行内のダイバーシティ推進チームなどによる多様化推進にも積極的で、特に女性が働きやすい環境が充実している。この状態が維持できれば、今後も着実な比率上昇が期待できそうだ。

2位はイオンフィナンシャルサービスの6.1ポイント増。5年前の2.4%(1人)から8.5%(5人)へと上昇した。3位はライオンで5.4ポイント増。女性部長は09年の3人(2.6%)から22人(8.0%)と19人も増えている。

資生堂ですら役職登用はまだ発展中

4位は資生堂で09年8.0%(4人)から14年12.9%(8人)へ4.9ポイント増。女性が幅広く活躍しているイメージが強い同社でも女性部長は全体の8分の1に過ぎない。女性管理職比率も26.8%と日本企業としては高いが、女性の役職登用についてはまだ発展中だ。

9位に入ったのが3.4ポイント増のワタミ。5年前の1人(4.3%)から10人(7.7%)まで増加した。同社は『CSR企業総覧』創刊の2006年版から10号連続掲載という開示面での優良企業のひとつ。最新号でも決して高いとはいえない有給休暇取得率(13年度11.5%)や全体の離職者数などを開示している。現在、労務改善など改革の最中だが、「実力ある女性の登用」などが企業復活のきっかけになると期待したい。

さて、ランキング上位 20社で目立つのが7社ランクインした情報・通信業だ。6位WOWOW、13位ヤフー(3.0ポイント増)、19位KDDI(2.6ポイント増)など、事業内容はかなり異なる企業も多くひととくりにして見るのは注意が必要だが、女性登用が進んでいる業種といえそうだ。

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