日本人は行儀良いリーダーの弱点をわかってない 激変の時代を勝ち抜く「悪ガキ人材」9つの条件
そんな、これからの時代に求められるべき悪ガキタイプのリーダーには、以下のような9つの条件があるのだそうだ。
<1 安定を望まず、変化を選ぶ
2 慎重にならず、スピードに乗る
3 安全を追わず、リスクをとる
4 大人にならず、情熱に生きる
5 人に任せず、自分でつかみ取る
6 権威におもねらず、フラットに生きる
7 閉じこもらず、世界を見据える
8 流されず、哲学を持つ
9 憎まれず、かわいげを持つ>
(34〜35ページより)
2 慎重にならず、スピードに乗る
3 安全を追わず、リスクをとる
4 大人にならず、情熱に生きる
5 人に任せず、自分でつかみ取る
6 権威におもねらず、フラットに生きる
7 閉じこもらず、世界を見据える
8 流されず、哲学を持つ
9 憎まれず、かわいげを持つ>
(34〜35ページより)
未来を予測し、それに対処する方法を考える
ひとつひとつを確認していこう。
1 安定を望まず、変化を選ぶ
新しいタイプのリーダーは、激変の兆しを敏感に察知し、起こりうる未来を予測し、その対処法を考えることに心血を注いでいるもの。実務に優れているとか、人望が厚いとかいうようなことは、あくまで二の次なのだそうだ。
いまリーダーに求められるべき最大の資質は、未来を予測し、それに対処する方法を考えること。そして賭けにも似た英断だということだ。
<もちろん、コロナ禍のようなものはそうそう簡単に予想できるものではない。予想すべきだとも言えない。
必要なのは、そういう事態に直面したとき、この先どうなるかを予測し、どう対処していくかを、頭が沸騰するくらい考え詰めることだ。>(46ページより)
必要なのは、そういう事態に直面したとき、この先どうなるかを予測し、どう対処していくかを、頭が沸騰するくらい考え詰めることだ。>(46ページより)
さらにいえば、いまを生き抜くリーダーは、ジェットコースターに乗るかのように変化の波に乗り、それを楽しみさえするというのである。
2 慎重にならず、スピードに乗る
スピードに乗るためには、「時間を買う」という発想も必要。経営者にそれがあるかないかで、さまざまなことがらについての結果が大きく違ってくるわけだ。
<日本は、この20年間で、デジタル・トランスフォーメーションの波に完全に乗り遅れた。そういう問題点に気づき、スピーディに考え、動く人材が日本には必要だ。>(69〜70ページより)
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