「ヨーグルトや納豆に頼った腸活」には限界がある 「生きて腸に届く商品」もそれほど有効ではない
全身の健康の9割は腸と関係している
以前、こんな質問をされたことがあります。
「あらゆる健康法の中で一番おすすめは何ですか?」
私は迷うことなくこう答えました。
「それは、腸を整えることです。疑う余地はありません」
腸を整えることをおすすめするのには理由があります。それは、腸が体全体の「健康の要所」だからです。なぜなら、ウイルスや細菌などの「体に悪いもの」を体に入れないようにする防衛ラインが「腸」なのです。
このラインが突破されると、血液を通じて全身に体に悪いものが運ばれてしまいます。
一方で、腸は「体にいいもの」を吸収したり、作ったりして、全身に届けることもしています。
さて、ここで、クイズです。
腸で作られる「体にいいもの」とは一体何でしょう? 次の3つの中から選んでください。
②ウイルスや菌をやっつける免疫抗体
③心を明るくするホルモン
おわかりになったでしょうか?
実は、①~③はすべて正解です。
最近の医学の進歩で、腸の役割が多岐にわたることがわかってきました。つまり、腸がちゃんと働かないと、栄養がうまく吸収されないだけでなく「悪いものが吸収され、いいものが作られない」可能性すらあるのです。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら